根尖性歯周炎

歯周炎は細菌の塊のプラーク(歯垢)によって引き起こされる症状です。歯磨きでプラークを取り除くことが大切です。歯周炎とは歯肉、歯根膜、セメント質、歯槽骨よりなる歯周組織が破壊される疾患です。歯周炎は歯肉炎という歯肉に限局した炎症から始まり徐々に進行、歯周組織全体を侵し、放置すると抜歯になります。次に根尖性歯周炎は歯周病とは違い、神経のない歯の根先で膿を持つ病気です。慢性になる場合と、急に痛み出したり腫れたりする場合があります。急性化した場合、初期は痛みがあり物も噛めません。根の先の膿が顎の骨の中から歯ぐきの表面まで移動すると歯茎が腫れるかわりに、痛みが和らぎます。治療は被っている金属を外し、根の中から膿が出せれば理想的です。しかし被っている金属の中にもう1つ、しっかりした土台の金属が入っている場合もあり、それを1回の治療で全部外すのは困難な場合もあります。あとは抗生物質と鎮痛剤を服用する事になりますが、膿を出さない場合、薬が効きにくいのが現状です。膿が歯ぐきの表面まできた時は歯ぐきを切開して膿を出すと痛みが治まります。

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若年性歯周炎と歯肉炎

■若年性歯周炎
若年性歯周炎は思春期の前後に発症します。歯周炎の炎症が起こるような要素があまりないにも関わらず深い歯周ポケットが出来たり歯を支えている骨が歯周炎の様に吸収します。女性に多く、左右対称に発現し親知らずを除いた奥から2番目や上下の前歯に初めに症状が現れ急速に進行します。
■歯肉炎
歯の周囲には歯肉で形成されたポケット状の部分があります。歯肉が炎症により腫脹し、ポケットが深くなった状態が歯肉炎となります。ほとんどの人に認められ部分的なものから全顎に及ぶものまで色々あります。原因の第一はプラ−クや歯石などの汚れです。自覚症状を感じることがほとんどなく、ブラッシング時の出血程度の場合が多いようです。この時期に必要な事はきちんと汚れ(プラ−ク・歯石)を落とす事となります。プラ−クはブラッシングで落とせますが歯石は除去できませんので、定期的に歯科医院で除去する必要があります。

辺縁性や智歯歯周炎

■辺縁性歯周炎
辺縁性歯周炎とは歯肉炎、歯根膜など歯を支える歯周組織に発症する炎症の総称です。歯ぐき上端が赤くなり歯肉溝の広がりや歯石が付着することにより歯茎が慢性的な炎症を起こすもので成人の8割ほどの人が程度の差はあれど縁性歯周炎といわれています。軽度なら歯の間にすき間ができる、歯肉から出血しやすくなる症状があり進行すると歯周ポケットが深くなり歯ぐきを押すと膿が出る、歯に異常がないにもかかわらずぐらぐらするなどの症状と共に強い口臭があります。治療は程度によって異なり、初期段階なら歯石を取り除き、正しい歯みがきを行う事で改善出来ますが重度だと歯肉の炎症部分の切除や抜歯を行います。歯のぐらつきにはワイヤや合成樹脂で固定して補強する方法を行うこともあります。歯石が歯につかないよう歯磨きをすることが辺縁性歯周炎の予防に繋がります。
■智歯歯周炎(ちししゅういえん)
智歯歯周炎は智歯(親知らず)の周囲の粘膜や歯肉に、細菌の増殖が起こり炎症をおこす事です。智歯(親知らず)を抜かない限り再発を繰り返します。

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