舌にできものが出来たら、とりあえずすぐに、病院で診てもらいましょう。

舌にできものが出来た場合は、そのできものの状況や症状にもよりますが、舌がんの可能性がありますので、その場合の対処法などを覚えておきましょう。舌がんは、白いブツブツのようなものや赤いブツブツのようなものが一緒になった腫瘤(しゅりゅう)が舌の表面にできて、ただれた潰瘍や汚い感じの苔があるのが特徴だそうです。舌のできものは外へ飛び出ていたり、舌の内側の深いところに侵入していたりすることもあるそうなので、舌にできものができたら、とりあえずはなるべく早く病院に行って診療を受け、すぐにでも治療を始める必要があります。
舌がんの初期段階で見られる症状は、舌のできものが白く盛り上がった感じのものだったり、赤いブツブツのようなものだったりします。このときに注意していただきたいのは、舌の表面にできた白い盛り上がりのできものの境界がはっきりわかる感じの場合は「白板症」や、白いイボのような腫瘤が舌の表面にできてくる「乳頭腫」などは、舌がんになる前の状態だということです。こうした症状の舌のできものが、まだ良性であるうちは、舌の深部へ侵入して「しこり」になることはほとんどないようです。ただ、治療が遅れて進行してしまった舌ガンは、そこからの治療をすることができなくなってしまう病気ですので、白や赤の舌のできものができた場合には、本当にすぐに病院で診てもらいましょうね。

舌のできものが10日経っても治らないようなら、早急に耳鼻咽喉科で診察してもらいましょう

口腔がんが原因で発症する舌のできものは、舌の中央部にできることはほとんど無く、たいていは舌の縁に多く症状があらわれます。舌がんは、初期の段階から腫瘍が舌にできものとして現れ、痛みを伴うものもありますが、口腔がんの初期症状では痛いと感じることがない場合が多いのも特徴です。10日前後で自然に完治する「アフタ」と呼ばれる舌のできものも似たような症状があらわれますが、舌のできものが10日経っても治らないようなら、早急に耳鼻咽喉科で診察してもらうことです。
舌がんなどの口腔がんは、早期ならしびれや味覚異常などの機能障害を残さずに治療することも可能です。病気の進行状況に合わせ、適当な設備を持ち合わせる医療機関でCTスキャンやX線検査などを受け、手術や放射線治療などの適切な治療法を施します。それと同時に、患部の一部を切除して病理組織診断で転移などの有無も調べることもできます。ただし、頸部リンパ節に転移があると治療率は低下してしまいます。ですので、舌にできものができたら早期に耳鼻咽喉科で診察を受け、前がん状態である良性のうちに適正に処置しておくのが賢明です。

舌ガンは術後のリハビリが大切。治療は言語療法士などのサポート体制がある医療施設で。

進行してしまった口腔がんは、手術で切り取ってしまった部分を他の体の一部分から組織を持ってきて利用し、再生させる。ということになりますので、単なる切除手術ではなく、移植をともなう大規模な手術が必要になります。また、舌ガンの術後には、様々な機能障害がどうしても残ってしまうことになります。舌がうまく動かせなくなりますので、思うように言葉が話せなくなってしまったり、健康だった頃のように無意識に何気なく何の問題もなくできていた食事も大変困難になってしまうなど、日常生活に深刻な状況をまねいてしまいます。当然、術後のリハビリが大切になってきますので、舌ガンの治療を行う際は、医師や言語療法士などサポート体制がしっかりとした医療施設を選ぶことが重要になるでしょう。
早期に舌ガンを発見できて、治療も順調に済ませた場合であっても、再発などの可能性がないわけではありませんので、その後は喫煙や飲酒は避け、常に舌や口の中を清潔することを心掛けることが大切になります。また、医師の指示にはちゃんと従い、定期検診などもさぼったりしないで必ず受けるようにしましょう。治療後にまた舌にできものができたとしても、定期検診を続けていれば、また早期に発見し治療することができます。

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